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子宮内膜厚が新鮮胚移植と凍結融解胚移植の臨床結果へどのように影響するか(40000例の胚移植のデータからの分析)

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子宮内膜厚が新鮮胚移植と凍結融解胚移植の臨床結果へどのように影響するかを40000例の胚移植のデータから分析した。 (Human Reproduction 2018年10月号、カナダからの論文) 2013年から2015年においてカナダのすべての新鮮胚移植24363周期および凍結融解胚移植20114周期のデータを後方視的に分析した。 新鮮胚盤胞移植をD5/6に行なった場合;生児出産率と流産率は内膜厚が8mm以上でそれぞれ40.6%と20.0%、7.0~7.9mmで33.3%と25.6%、6.0~6.9mmで31.7%と24.0%、5~5.9mmで16.9%と33.3%であった。 凍結胚盤胞融解移

20687人の女性の、全胚盤胞凍結法による初回の体外受精周期の出産率(採卵個数が多いほど妊娠率も高い)

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“Live birth rates in the first complete IVF cycle among 20687 women using a freez-all strategy” 「20687人の女性の、全胚凍結法による初回の完全なIVF周期での妊娠率」 Human Reproduction, 2018;33:924-929 【要旨】 疑問:全胚凍結を用いた場合、1回のIVF周期でどのくらいの挙児の確率があるのか? 答え:上記で挙児を得る確立は50.74%である。 研究デザインと期間:2007年1月から2016年3月までに、中国で全胚凍結法を用いて1回目のIVFを行った20687人

PGSにおけるTE細胞採取数と着床率の関係

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PGS(着床前染色体スクリーニング)によって正常染色体数の胚盤胞と診断されても、必ずしも着床するとは限らない理由を説明する手がかりになる論文を紹介します。 Number of biopsied trophectoderm cells is likely to affect the implantation potential of blastocysts with poor trophectoderm quality 「生検した栄養外胚葉(TE)細胞の数は形態不良胚盤胞の着床能力に影響する」 (Fertility and Sterility 2016;105:1222-7) 【目的】胚盤胞の発

染色体正常な胚を移植しても流産に至るのはなぜか?

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2017年1月の、HART TVカンファレンスで取り上げた論文を紹介します。 ※内容をざっと知りたいという方は、「要約」と「解説」をお読みください。 “Why do euploid embryos miscarry? A case-control study comparing the rate of aneuploidy within presumed euploid embryos that resulted in miscarriage or live birth using next-generation sequencing” (Fertil. Steril.

卵巣予備能の最大活用-1周期に2回採卵を行う方法 (DuoStim)

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2016年10月の、HART TVカンファレンスで取り上げた論文を紹介します。 ※内容をざっと知りたいという方は、「要約」と「まとめ」だけお読みください。 “Follicular versus luteal phase ovarian stimulation during the same menstrual cycle (DuoStim) in a reduced ovarian reserve population results in a similar euploid blastocyst formation rate: new insight in ovarian res

着床期のウィンドウについて

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ERAという、着床期ウィンドウの分子学的診断(子宮内膜の胚受容能の検査)方法の有用性について論じた報告です。 What a difference two days make: “personalized” embryo transfer (pET) paradigm: A case report and pilot study M.Ruiz-Alonso, N.Galindo, A.Pellicer, and C.Simon, Valencia, Spain Hum Reprod.2014 Jun; 29(6):1244-1247 「2日の違いは何をもたらすか:個別的胚移植(pET)の方法:症

採卵前のトリガーに関する論文②

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採卵前のトリガーとしてGnRHアゴニストとHCG投与の両方を使うことにより卵子の成熟率が改善する、という報告です。 Dual trigger with gonadotropin-releasing hormone agonist and standard dose human chorionic gonadotropin to improve oocyte maturity rates Griffin D, Feinn R, Engmann L, Nulsen J, Budinetz T, Benadiva C. Fertil Steril. 2014 Aug; 102(2):405-9 「G

採卵前のトリガーに関する論文①

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HCG注射のトリガーより点鼻スプレー(GnRHアゴニスト;海外では皮下注射)のトリガーが良好胚をもたらし、出産に至った症例の治療法とレビューを紹介します。 Empty follicle syndrome: successful treatment in a recurrent case and review of the literature R.Beck-Fruchter, A.Weiss,M. Lavee, Y. Geslevich, and E. Shale Israel Hum Reprod. 1357-1367, 2012 「空卵胞症候群:繰り返しARTを失敗したある症例で妊娠、出産